酒をやめるきっかけの食道静脈瘤破裂!なのに飲み続け余命数か月の男

酒をやめるきっかけの食道静脈瘤破裂3 アルコールの話
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●食道静脈瘤が7つも見つかった男性
昨年、検査で食道静脈瘤(りゅう)が見つかり、入院した人がいました。

手術して7つもの食道静脈瘤を取り除いたのですが、検査で見えなかった静脈瘤が破裂して吐血し、入院中に緊急手術をしたそうです。

本人ははるか昔、30代後半にアルコール依存症と診断されていました。

毎日ずっと飲み続け、50歳を過ぎてしまいました。 酒をやめるきっかけになるはずの食道静脈瘤破裂でしたが、退院しても酒をやめることなく飲み続け、肝硬変はさらにひどくなり、最後には肝臓がんになってしまいました。

食道静脈瘤とは

酒をやめるきっかけの食道静脈瘤破裂
フリー素材ぱくたそより引用

●食道静脈瘤は血管のコブ
「食道静脈瘤が破裂した!救急車を!」「吐血して血が洗面器いっぱいに!」という具合に聞くことがある「食道静脈瘤」とはいったい何なのでしょうか。

食道粘膜の下にある静脈の壁が膨れて、血管が瘤のようになる病気です。肝硬変などで肝臓から出ている門脈という血管の圧力が亢進している患者さんに多くみられます。原因となっている肝臓の病気が進行すると血管が破れて出血が起こったりします。
<症状>
静脈瘤が破裂した場合に吐血下血などがおこります。

おなかの健康ドットコム   より引用
酒をやめるきっかけの食道静脈瘤
フリー素材イラストACより引用

●原因はほぼ肝硬変や肝炎
要するに肝硬変などで血流が肝臓にうまく流れず、門脈と呼ばれる脇道の血管のほうに逆流し、その門脈は消化器系へつながっているため食道や胃の静脈の圧力が高まり、静脈が図のようにぐにゃぐにゃになり、コブができるのです。

原因は肝硬変が多く、もう酒を飲んではいけないのです。酒をやめるきっかけとしては最後の機会なのです。

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食道静脈瘤をほうっておくと

酒をやめるきっかけの食道静脈瘤破裂の血
フリーフォト写真ACより引用

●食道静脈瘤が破れると大出血
その静脈のコブに食べ物などが当たって裂けると大量に出血します。すぐに食道の中は止血できないため、胃の中に血液が1リットルも2リットルも溜まり、最後に嘔吐して吐血します。

大量に出血するため救急車を呼ばないと命にかかわる事態になります。また、吐血しない場合は下から出ます、つまり下血します。

肛門から血液が流れ出す状態を下血(げけつ)、便に新鮮な血液が混じったものを血便といいます。消化管からの出血が原因ですが、上部消化管からの出血が腸管内で変化をうけて黒色になったものを下血(黒色便あるいはタール便)といいます。

広島市立舟入市民病院ホームページ   より引用

このように、真っ黒な便がでます。
(まだ血の色の真っ赤な便は、痔か大腸ポリープ、大腸がんなどが原因です)

酒をやめるきっかけは?

酒をやめるきっかけで倒れる
フリー素材ぱくたそより引用

●30代でアルコール依存症

その方は、30代後半にアルコール依存症と診断されました。

断酒会に短い期間通っていたそうなのですが、結局飲み始めました。

変わってお母さんが毎週まいしゅう断酒会にこられていました。

毎日飲み続け、足腰の筋肉がどんどん弱くなり、歩けなくなったそうです。酒は当初は自分で買いにいっていたものの、歩けなくなると彼女に買ってもらっていたようです。

ベッドから降りてはひっくり返り、トイレにいってはひっくり返る。彼は2階に部屋があり、両親は1階に住んでいるのですが、時々「ドターンッ!!」と音がするので、「はあ、起きているんだな」と把握するようなありさま。

しまいにはトイレに行くのも間に合わなくなり、成人用おむつを買ってもらっていたとか。まだ50代初めです。

お母さんが精神病院に連絡を取り、入院を勧めるも、本人はがんとして拒否。手がつけられない状態だったとか。

酒をやめるきっかけになったはずの食道静脈瘤破裂

酒をやめるきっかけの食道静脈瘤破裂2
フリーフォト写真ACより引用

●食道静脈瘤は7つじゃなかった
昨年、検査で食道静脈瘤が7つも見つかり、手術をしました。

ところが手術後、隠れて検査にかからなかった食道静脈瘤が破裂し、入院中に吐血しました。

もちろん緊急手術でしたが、命に別状はありませんでした。

入院中はもちろん飲めないため、ちょうどアルコールが切れて、酒をやめて断酒を始めるいいきっかけになるはずでした。

1度目は、退院して2週間くらい飲まなかったそうです。

しかし、すぐに再飲酒が始まりました。

2度目は、退院してすぐに飲み始めたそうです。

酒をやめるきっかけが2度もあったのに、止めませんでした。

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とうとう肝硬変から肝臓がんへ

酒をやめるきっかけの食道静脈瘤原因の肝硬変
フリーフォト写真ACより引用

●肝硬変→肝臓がんの黄金パターン
もちろんとっくの昔に肝硬変になっていましたが、さいきん腹水、つまりお腹に水が溜まるようになってきました。入院し、腹の水を抜く処置をしたようです。

入院すると、一日に10回も20回も、母親にラインが来てたようです。

「なにかが欲しい」らしく、お母さんが次の日に買って行くと、「覚えていない」。

肝硬変からの意識混濁(こんだく)ですね。

そして肝臓まわりをいろいろ検査したところ、肝臓がんが2か所見つかったと。

医師が言うには「あと1~2カ月ですね」。

最近はラインすらこなくなったとのこと。もう意識があるようなないような状態ではないかと思われます。

【参考】アルコール依存症の病気について

酒をやめるきっかけがあったのに止めなかった

酒をやめるきっかけはあったのに、肝臓がん
フリーフォト写真ACより引用

●酒を止めるきっかけは何度もあった
結局、飲み続け、50歳すぎで余命数か月。

・アルコール依存症と診断されて断酒会に来た時

・お母さんが苦しんでいる時

・自分が入院した時(何回も)

彼は何度も何度も、酒をやめるきっかけはあったのに、酒を止めませんでした。

今、アルコール依存症の平均寿命52~53歳、ちょうどその付近です。

本人は意識がもうろうとしてるので良いでしょうが、10数年断酒会に通い続けたお母さんが実に可哀そうだと感じました。

うちの断酒会メンバーの体験談でした。

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