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医療保護入院は退院ができない!ショックでぼうぜんとする(2-10)

医療保護入院で退院できない女性 アルコール依存症・精神病院入院体験談

入院の種類について

医療保護入院の退院を考える医師
フリー素材ぱくたそより引用

精神病院の入院形態は三種類あることを述べた。

任意入院

医療保護入院

措置入院

そして、ぼくはアルコール依存症を治すために、酒を断つために自ら病院に来たのだから、当然、任意入院だと思い込んでいた。

それなのに、保護室のベッドわきに置いてあった紙切れには「医療保護入院についてのお知らせ」「入院計画書」の2枚であった。

その紙切れには

・手紙やはがきなどを出したり受け取ったりは制限されない

・行政機関職員、弁護士との電話・面会は制限されないが、それ以外の人との電話・面会は病状に応じて制限することがある

・処遇に不服があれば県知事に請求することができる

などのことが書かれていたが、結局は医療保護入院である。

ぼうぜんとしがくぜんとした。

医療保護入院は退院ができない

なぜ、こうもがくぜんとするのかというと・・・・・・

前記事で説明したが、言葉を変えて現実的な例で説明すると。

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任意入院とは

医療保護入院の退院の診察
フリー素材ぱくたそより引用

精神的に調子が悪いなどで、自分から病院を訪れて診察してもらい、入院した人。また、自分で精神病の悪化に気づき、自ら病院を訪れて入院した人。

入院中は当然、治療を受ける。

ある日、ヤクザ関係の方が入院してきた。
ちょっと喫煙所で立ち話し、病名を聞いてみると

ヤクザ
ヤクザ

あいつら病院までは追ってこれんけぇのぉ・・・・・・

とのこと。あいつらは誰だかわからないが、ただ単に閉鎖病棟を隠れみのに逃げ込んできたらしい。

それはともかく、自分の意志で入院したので、基本的には自分で「退院したい」と思えばいつでも自由に退院する事ができるぼくは2、3週間ほど入院してアルコールを断ち、アルコール離脱症状が収まった頃に退院しようと考えていた

ところが「医療保護入院」になると、話は違う。

医療保護入院とは

医療保護入院にした家族
フリー素材ぱくたそより引用

医療保護入院は自分の意志で退院ができない。医療保護入院はたまりかねた家族が患者をムリヤリ連れて来て入院になるケースが多い。

医師の退院許可と保護者(家族)の許可が必要なため、数ヶ月にわたり、閉鎖病棟の塀の中から出ることができない。

医療保護入院では、「医療計画」がたてられ、その計画通りに治療がほどこされる。その医療計画は、たいていワンクールの3ヵ月だ。

「治療」といってもアルコール依存症患者の場合は、ビタミン剤を点滴され、あとはひたすら酒害・断酒のための勉強会・セミナーに出席したり断酒会に出席したりするだけだ。

アルコール依存症は、現代ではまだ治癒することはできない病気のため、治療と言うより教育なのだ。

アルコールや薬物で入院した患者には、勉強会の資料が渡される。週に何回も勉強会があり、資料を一通り勉強させられる。3ヵ月近くかかる。

再入院した患者にもまた、新たに資料がわたされるが、1回勉強したことはだいたい覚えている。それを繰り返し繰り返し勉強させられる。繰り返し飲酒したのが悪いのだが。

懲役、実刑3ヶ月ということである。まったくもって時間の無駄だ。40代、人生の半分を過ぎた人間にとって、病院での3ヵ月は本当に人生の無駄と思える。

アルコールを口にしてはいけないのはわかりきっているため、アルコールが切れた時点で退院させてほしい。

まだ子供が学校に行っているので働かなくてはならない。なのに3ヵ月も入院させられる。長期入院のせいで、2社ほど入院退社してしまった。

医者が退院許可を出さなかったり、家族が同意しない場合はさらに何か月もの長期間、塀の中にいなければならない。数週間のつもりが、数ヶ月の服務となってしまったのである。

がくぜんとして気落ちした。

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措置入院とは

措置入院は警察から
フリー素材ぱくたそより引用

措置入院の場合、警察がらみである。

薬物で警察に確保された人たち。酔っぱらって店の器物を破損したり、ケンカなど傷害事件を起こした人たち。また、精神病などで同じように器物破損、傷害事件を起こした人たち。

それらの人が警察から病院へ送り込まれてくる。

医師、保護者、それに加えて警察も介入してくることになる。数か月入院の後、主治医の判断でやっと医療保護入院に切り替えられるため、長期間入院しなければならない。

慢性期病棟の特徴

医療保護入院で退院できない女性
フリー素材ぱくたそより引用

上記のほかに、慢性的な精神疾患の患者は、長期間入院することになる。慢性期病棟と呼ばれる病棟に移される。

パーソナリティ障害、発達障害、社会適応障害、重い統合失調症、窃盗癖があり何回も繰り返す人、薬物がやめられず何回も再使用する人、その他もろもろ・・・・・・

慢性期病棟には何年も入院している患者がいる。

・・・・・・

ぼくは任意入院で退院するつもりだったのだが、想定外の医療保護入院で退院ができなくなった。

がくぜんとして気落ちし、脳が思考停止した。

任意入院でなく医療保護入院に! まとめ

まとめ

・精神病院の入院形態には3種類あります。
任意入院」「医療保護入院」「措置入院」の3種類です。

・任意入院は自分の意志で退院できますが、医療保護入院・措置入院は自分で退院はできません。医師の判断、家族の許可が必要となります。

・アルコールや薬物患者の場合、医療保護入院では3ヵ月ほど入院することになります。

・措置入院は6ヵ月や1年以上入院する患者もおり、もはや勉強会つきの刑務所です。