アルコール依存症の連続飲酒、もう抜けられない。入院体験談(2-2)

スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
アルコール依存症の連続飲酒 アルコール依存症・精神病院入院体験談

アルコール依存症の連続飲酒は、起きて寝るまで飲み続ける発作

アルコール依存症の連続飲酒 酒
フリーフォト写真ACより引用

先日、パチンコで勝って、ふいに飲みたくなった。

近所の商店で「いいちこ」の紙パック焼酎1.8リットルを隠れて買い、家に持ち込んだ。

焼酎が入ったビニールを上着をめくって腹のあたりに隠して玄関を通り、自分の部屋に入ってドアを急いでしめた。びくびくしていたのがようやく落ち着いた。

プラスチックのキャップをまわし開け、その中の栓をひっぱりぬき、口に付け、パックを傾け一気に喉に流し込んだ。喉が焼け付くが、我慢できなくなるまで流し込む。ごくごく、ごくごくと流し込む。

食道が急に熱くなる。

胃が、熱くなる。

消化器全体が熱くなる。

そして、胃および十二指腸でアルコールが一気に血液に吸収される。そのアルコールを含んだ血液が脳に達する。

一気に快感が押し寄せた

アルコール依存症の連続飲酒とは

アルコール依存症の連続飲酒 男性
フリー素材ぱくたそより引用

酔っている状態はいい。

とてもいい。

ところがそれが永遠に続くわけではなく、1時間2時間すると酔いが覚めてくる。覚めてくると気持ちよくないので、また焼酎紙パックに口を当て、ごくごくごくと胃に流し込む

また気持ちよくなる。

そしてまた時間が経つと覚めてくる。

またアルコールを流し込む。

こんな状態が夜寝つくまで続く。夕飯なんて食欲がなくて食べれない。そのまま。酔ったまま寝る。

早く寝てしまったのと、アルコールのせいで眠りが浅いため夜中に目が覚める

すでに酔いは覚めている。また飲む。快感の中、また寝る。

朝になる。酔いが覚めているのでまた飲む。

永遠と繰り返す

これが連続飲酒に入った状態である。大抵のアルコール依存症者は食べない。栄養素は酒のカロリーのみ

スポンサーリンク

アルコール依存症の連続飲酒は入ると抜けられない

アルコール依存症の連続飲酒 女性
フリーフォト写真ACより引用

このような状態になるのにはたいていきっかけがある。それは断酒中に誘惑にまけて「最初の1杯」を飲んでしまうことだ。

アルコール依存症者は1杯ではまったく満足できない。1杯が2杯になり、2杯が4杯になり、朝から晩まで飲むようになる。すでに断酒のことなどは考えなくなる。

アルコール依存症者はアルコールという薬物依存なので、一回アルコールを体内に入れると止まらなくなる。それまで苦労して酒を止め、飲酒欲求が下がってきたというのに、もとの木阿弥となってしまう。

アルコール依存症の連続飲酒、入ると、自分の意志ではほぼ抜けられない。なんでそうなるのかというと、なぜならばアルコールの薬物依存症だから。

アルコール依存症者は、軽く1杯で済ますことができない。2杯でも3杯でも満足できない。酩酊するころに、やっと落ち着く。

しかし、アルコールが切れてくるとまた次が欲しくなり、永遠にアルコールを入れ続けないと気が済まない。夜中や早朝、目が覚めたらすでに飲みたくなっている。

すぐにベッド下に隠してある焼酎を飲み干す。

仕事になんか行かれやしない。まともな社会生活なんか送れやしない。

酒乱タイプのアルコール依存症者であれば、怒鳴ったり、家庭内暴力、警察沙汰の犯罪を犯してしまうだろう。

最初の1杯を我慢しておけば、こんな事態にはならなかった。

今、再び、広島一の精神病院、瀬野川病院の閉鎖病棟の保護室に入院している。

AA(アルコホーリクス・アノニマス アメリカ発祥の断酒会)の冊子より

「アルコホリズム(アル中のこと)の専門医も、この最初の一杯を避けるという考え方は医学的にも根拠があると言明しています。直ちにであれ、ある程度の時間がたってからであれ次の一杯を渇望する強迫観念の引き金となるのは、この最初の一杯であり、そのために結局はまた飲酒のトラブルに見舞われることになる」

・・・・・・AAの冊子「どうやって飲まないでいるか」10頁より引用

アルコール依存症で断酒中の方、お酒が止められない方に、筆者の経験が少しでもお役に立てるよう、記事を書いています。

スポンサーリンク

アルコール依存症の連続飲酒、もう抜けられない まとめ

●アルコール依存症の連続飲酒、もう抜けられない。入院体験談(2-1) まとめ

・アルコール依存症で断酒して何年経っても、一杯飲めばもとの木阿弥、また飲酒生活に戻ってしまいます。

・苦労して飲酒欲求をゼロに近づけて生活していたのに一杯飲めばまた飲酒欲求100%に戻ってしまいます。あの一杯さえ飲まなければ、と何回も後悔しました。

・「アルコール依存症は進行性の病気」と言われていますが、まさにその通りで、始めのスリップはビール・チューハイ程度で済んでいたものが、繰り返していくうちにだんだんひどくなり、最後は「焼酎一升紙パックをがぶ飲み」というひどい有り様になってしましました。そうなると、すぐ入院沙汰です。症状が軽いうちにやめておくべきです。